はじめまして、遅ればせながら ようやくブログというものの面白さに目覚めて 自分もやってみようかなと思い、まだまだわからないこともありますけども とりあえず始めてみようと思います。よろしくおねがいします。

 僕のニックネームの「六根清浄」というのは、御存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、修験道の方が山で修行をされるときに繰り返し唱えられる言葉です。人間が外界のいろいろな物事を認識するための六つの器官(眼・耳・鼻・舌・身体・思考)を六根といい、六根を通じて、人は様々なことを感じます。いいこともあるでしょうが、大半はイヤなことが多いでしょう。そのために心が傷ついて汚れてしまいます。イライラしたり、自分勝手になったり、くだらない欲望をもってしまったりします。そういう心の迷いを断ち切りたい、心を浄化したいという思いをこめて 昔から山で修行をする人たちが唱えてこられた言葉だそうです。また六根とは人間の根幹を指す言葉ともいわれていて、その根幹を清らかにするという意味もあるそうです。

 偉そうに長々と説明してますが、僕もこの言葉の意味を知ったのは、つい何年か前のことです。意味をしってからというもの、しんどい時やつらい時には頭の中にこの言葉が浮かぶようになってきました。未熟な部分の多い自分には、この言葉がなによりの助けになっています。そんな訳で、ニックネームで使わせてもらってます。ええ気分で文章考えたいなっていうのもあるんで・・・。
 

 僕は歩くことが好きです。(へんなヤツと思われるかもしれへんけど。)
とくに、知らない場所を時間を忘れてブラブラするのは最高です。若いときは たまに一人で旅行にいって、歩き旅をしていました。30代になってからは なかなか時間の融通がきかなくなってきたので、近場ばかり選んで適当に歩き回ってましたが・・・。でも最近になって、「また全然知らないところに行って時間を忘れて歩いてみたい」という思いが強くなってきました。
 そうした気持ちが ひとつのきっかけとなって、今年の5月の連休から区切り打ちで四国遍路をはじめました。もちろん、他にもいろいろ思うことがあってはじめたのですが・・・。今では四国遍路の世界は僕にとっては心のよりどころになっています。まだまだはじめたばかりですので、これから先はいろいろあるでしょうが、今までの旅で出会ったこと経験したことは、本当に心に残るようなことばかりで、自分に足りなかった大切なことを教えてくれました。ブログでは こうした四国遍路のことや、地元京都を歩いてみて あらためて感じたことなどを中心にかいていこうかなと思ってます。
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