5月の連休(3〜6日)を使って、また四国に行ってまいりました。前回打ち止めとなった宍喰から室戸岬を越えて安芸までの道程を歩いてきました。
3日に高速バスで徳島へ、牟岐線に乗り宍喰で下車。甲浦まで歩いてその日は宿で一泊しました。初日は移動日となってしまいましたが、ついに土佐の国に足を踏み入れたという僕にとっては忘れられない日となりました。
4日はひたすら室戸岬目指して歩くという一日でした。途中、明徳寺に参拝し佛海庵にも立ち寄りましたが、大半の時間は太平洋と国道55号線を眺めながら坦々と南へ向かって歩くといったものでした。耳に聞こえるのは国道を通る車の音と海岸に打ちつける波の音ばかり・・・。単調なようで、とても意味深い遍路を体験できたと思います。昔のお遍路さんにとっては「単調」どころではなかったのでしょうね・・・。なにしろ国道なんてなかったんですからね。
5日は御蔵洞に立ち寄り、24番札所最御崎寺に参拝。25番札所津照寺、26番金剛頂寺も続けて参拝し、後はひたすら奈半利を目指して歩きました。この日は天候が悪く、雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様でした。僕は雨の日の遍路というものをまだ体験したことがなかったので、この日の経験は貴重なものになりましたね(大げさかもしれませんが・・・)。「たまには他のお遍路さんのようにお前も苦労しなさい」とお大師様が雨を降らせてくれたのかもしれません。感謝感謝・・・。
途中、吉良川町の古い街並みも拝見しましたが、本当に遠い昔にタイムスリップしたような錯覚を感じました。素晴らしい場所でした。
中山峠の景色も素晴らしかったですね。時間の短縮をねらって峠越えをしたのですが、実際短縮できたのかどうなのかは微妙なところですね・・・。
最終日の6日には27番札所神峰寺に参拝後、帰りの電車の時間も考えて歩けるところまで歩いた結果、安芸で打ち止めとなりました。今回の遍路も色々な人との出会いもあって、とても心温まる時間を過ごさせていただきました。お会いした方々、御導きいただいたお大師様に本当に感謝です。
今回の遍路の体験談もいずれ詳しく掲載するつもりです。いつになるかは未定ですが・・・。旅の写真の整理やノート日記をつけることでしばらく忙しくなりますので、今しばらくブログの更新を休ませていただきます。よろしくお願いします・・・。
3日に高速バスで徳島へ、牟岐線に乗り宍喰で下車。甲浦まで歩いてその日は宿で一泊しました。初日は移動日となってしまいましたが、ついに土佐の国に足を踏み入れたという僕にとっては忘れられない日となりました。
4日はひたすら室戸岬目指して歩くという一日でした。途中、明徳寺に参拝し佛海庵にも立ち寄りましたが、大半の時間は太平洋と国道55号線を眺めながら坦々と南へ向かって歩くといったものでした。耳に聞こえるのは国道を通る車の音と海岸に打ちつける波の音ばかり・・・。単調なようで、とても意味深い遍路を体験できたと思います。昔のお遍路さんにとっては「単調」どころではなかったのでしょうね・・・。なにしろ国道なんてなかったんですからね。
5日は御蔵洞に立ち寄り、24番札所最御崎寺に参拝。25番札所津照寺、26番金剛頂寺も続けて参拝し、後はひたすら奈半利を目指して歩きました。この日は天候が悪く、雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様でした。僕は雨の日の遍路というものをまだ体験したことがなかったので、この日の経験は貴重なものになりましたね(大げさかもしれませんが・・・)。「たまには他のお遍路さんのようにお前も苦労しなさい」とお大師様が雨を降らせてくれたのかもしれません。感謝感謝・・・。
途中、吉良川町の古い街並みも拝見しましたが、本当に遠い昔にタイムスリップしたような錯覚を感じました。素晴らしい場所でした。
中山峠の景色も素晴らしかったですね。時間の短縮をねらって峠越えをしたのですが、実際短縮できたのかどうなのかは微妙なところですね・・・。
最終日の6日には27番札所神峰寺に参拝後、帰りの電車の時間も考えて歩けるところまで歩いた結果、安芸で打ち止めとなりました。今回の遍路も色々な人との出会いもあって、とても心温まる時間を過ごさせていただきました。お会いした方々、御導きいただいたお大師様に本当に感謝です。
今回の遍路の体験談もいずれ詳しく掲載するつもりです。いつになるかは未定ですが・・・。旅の写真の整理やノート日記をつけることでしばらく忙しくなりますので、今しばらくブログの更新を休ませていただきます。よろしくお願いします・・・。