「KIRAKUZA」を後にして、少し北へ歩いてから左へ曲がると、店舗や民家などが並んだ通りに出ました。この通りを西に向かって歩いて、どこかで右に曲がれば、霊山寺のある場所に行けるはずなのですが・・・。なんとなく、わからない・・・。
僕の持っているガイドブックの地図は、ちょっと大まかなかんじで、どの通りを右に曲がっていいのかがわからない。方角的には右に曲がるということは間違いはないんだと思うのですが、下手に小さな通りで曲がると行き止まりになったりはしないかな??という、まあ、どうでもいいっていえばどうでもいいんですが、小さな不安がありました。
「うーん、誰か道を聞ける人おらんかな・・・。」
なぜか通りには一人も人を見かけることができませんでした。とにかく静かに静まりかえっています。お昼前だというのに、なぜ・・・!
「あんまり迷っている時間もないし、確実にわかりやすい道を行こう。」
うだうだ考えた挙句、今度は東に向かって歩きはじめました。東にまっすぐ行くと、県道12号線との合流点に出ます。僕の「わかりにくい」ガイドブックの地図だと、県道12号線が霊山寺までの道としては、非常にわかりやすく表示してあったのです。歩き遍路をするのに、やはりこういった本を頼りにするというのは、無謀でしたね。というか、適当に右に曲がれば、なんとかなったと思うのですが。わけのわからないことをしておりました。それだけ、この時の僕は焦りでどうかしていたのでしょう。
通りを歩いていると、床屋を発見。店先に張り紙がしてあって、「お遍路の御決心に丸刈りはいかがですか?!」とあります。そういう床屋を更に何軒が見たような気がします。
「丸刈り・・・。せなあかんかな・・・。時間もないしな・・・。」
その気になってしまった僕もどうかしていたんでしょうが、一番札所に近い街ならではの御商売だなと・・・。遍路の世界にはいってきたな!という感じがしました。続きを読む
僕の持っているガイドブックの地図は、ちょっと大まかなかんじで、どの通りを右に曲がっていいのかがわからない。方角的には右に曲がるということは間違いはないんだと思うのですが、下手に小さな通りで曲がると行き止まりになったりはしないかな??という、まあ、どうでもいいっていえばどうでもいいんですが、小さな不安がありました。
「うーん、誰か道を聞ける人おらんかな・・・。」
なぜか通りには一人も人を見かけることができませんでした。とにかく静かに静まりかえっています。お昼前だというのに、なぜ・・・!
「あんまり迷っている時間もないし、確実にわかりやすい道を行こう。」
うだうだ考えた挙句、今度は東に向かって歩きはじめました。東にまっすぐ行くと、県道12号線との合流点に出ます。僕の「わかりにくい」ガイドブックの地図だと、県道12号線が霊山寺までの道としては、非常にわかりやすく表示してあったのです。歩き遍路をするのに、やはりこういった本を頼りにするというのは、無謀でしたね。というか、適当に右に曲がれば、なんとかなったと思うのですが。わけのわからないことをしておりました。それだけ、この時の僕は焦りでどうかしていたのでしょう。
通りを歩いていると、床屋を発見。店先に張り紙がしてあって、「お遍路の御決心に丸刈りはいかがですか?!」とあります。そういう床屋を更に何軒が見たような気がします。
「丸刈り・・・。せなあかんかな・・・。時間もないしな・・・。」
その気になってしまった僕もどうかしていたんでしょうが、一番札所に近い街ならではの御商売だなと・・・。遍路の世界にはいってきたな!という感じがしました。続きを読む